TAKE氏所有

The Kasuga BG-150

 
     
     
 

投稿者からのコメント

旅行中に入ったリサイクルショップで聞いたことない名のトップざらざら、サイド
バックは導管の出たヘンなギターを発見しました。
当時はツルツル仕上げの廉価ギターしか知らなかったので大いに驚き、悩んだ末に
旅費残りのほぼ全額をつぎ込んで直感に賭けましたが、大当たりでした!

その後色々調べてついに当時のカタログも入手しましたが、
春日楽器が1977年に発売した15万円の高級機種、BG150です。

トップ:セレクトスプルース単板
サイド、バック:セレクトローズウッド単板
ネック:マホガニー
ヘッドインレイ、ポジションマーク:パールインレイ
ペグ:USAグローバー102G
塗装:オイルニス手塗り仕上げ
ピックガード:本鼈甲
バインディング:木象嵌

となっていますが、見ての通りバインディングはただの白黒セルです。
また、サイドバックはローズとなっていますが、ハカランダだそうです。
見かけ仕上げは少し雑で高級機種らしくない感じですが、下塗りから丁寧にしみ込ま
せたらしいニス塗装といい、接着はすべてニカワを使っている所、黒檀を染めずに
素材の色のまま使っている所、巷間で言われているように非常に良心的で
いいクラフトマンだったようですね。
音色は地味で乾いた、硬くて重い音です。図太い低音から高音までバランスよく、
D28的な音ですが、高音は35が入った感じの繊細な音です。
いいマーティンの、弾いた時にすこし「しなる」感じというか弾き味が弾力的なとこ
ろをコピーできている点はマイナーながら春日なかなか恐るべし..戦前からギター
作りをしている底力を見せている感じです。
地味な音色がなぜか、とても気に入って一番大事にしています。

ハカランダの色合いが良いですねぇ。^^
私が持っているC&W誌のスペックでは、
ペグがオールド・グローバーとなっていますね。
(どう見ても102Gではありませんし・・・)
是非とも一度弾いてみたい1本ですね。^^