catback氏所有

CE−1200(’76)

 

     
     
     

 

 

 このギターを買ったのは1976年12月5日で公務員になって2回目の冬のボーナ
ス日です。ボーナスといってもそのころ10数万円でしたので、ちょっと思い切っ
た買い物でした。
 それまで高校の時に買ったヤマキカスタム(25,000円)を使っていましたが、
そろそろ良いギターが欲しいということで色々探した結果、最終審査にまで残っ
たのがSヤイリとキャッツアイでした。
 Sヤイリもなかなかおとなしいギターで好きだったんですが、楽器店へ行き、
弾かしてもらったところ、6弦の音がとんでもなく悪かったのでSヤイリはやめ
ました。それからキャッツアイしかもう頭にありませんでした。(その時Sヤイ
リの6弦の音が良かったら気が変わってたかもしれません。
 特にマーチンのD−45とD−35にあこがれていましたので、オリジナルD−45
のキャッツアイインレイとバックのスリーピースおまけにヘリンボーンを持った
CE−1200とCE−1500のどちらかで迷いました。
 CE−1500にはオリジナルケースが付いていましたがCE−1200はケース無し
でした。私はどうも格好から入るほうですので、どうしてもマーチンのブルーケ
ースが欲しくてたまりませんでした。とある楽器店でマーチンのブルーケースが
45,000円で売ってましたが、高すぎてやめ、結局まがい物の茶色のケースにしま
した。(15,000円でした、マーチンのブルーケースと同じく同の部分の凹みがな
いやつです。)
 そしてこのギターを買ってからというものはもう、明けても暮れても一日中弾
いていました。ひどい時は一日に2回弦を交換しました。そのおかげか、もとも
と良く鳴るギターなのか、以前のヤマキのギターと比べ物にならない程良く鳴る
ギターになりました。
 特にフィンガーピッキングの音が良く出、その2年後の1978年にマーチンのD
−41を買いましたが、CE−1200の方が良く鳴ったのでしばらくの間マーチンは
あまり弾きませんでした。
 弦は1年ほどかけ、10数種類をためし結局ギルドのブロンズ(当時はあまり言
わなかったけれど色からみればフォスファーです)の音が一番気に入りました。

たくさんの画像を送っていただきました。25年ものとは思えないほど綺麗に使用しておられるのが分かります。
こんなに大切にされたギターは、幸せ者でしょう。
ブリッジ、サドル、ブリッジプレートに経年による疲れが少し見られますが、近日中にリペアに出されるようです。
私のもそうなのですが、この頃のCat’s Eyesには大体同様の疲れが見えるようです。
大切に弾いてきた愛器をいたわってあげる時期なんでしょう。