hiro氏 所有

TJ−CM('94)

Cat's Eyes custom (pre-war limited 000-28 1940)

 
     
 
     
   

投稿者からのコメント

このアコギ購入に至るまでの古い文献が見つかり、思い出した事が多々ありました。
注文オーダーしたのは95年1月で、購入は95年3月でした。
購入楽器屋は三鷹楽器です。この時期、東海楽器を結構扱っていた店です。
購入いきさつは、94年黒澤楽器でマーチンのスペシャル・オーダー・000ー28を販売
していました。
当時ちょくちょく黒澤さんに出入りしていたので、早速勧められ 何本か弾いてみました。
その時自分的には???????だったのです。
店員さんは、45の材使ってるのでいい音だとか、こうゆうのはもうでないとか、、、、
80万円のギターの音か?と正直思いました。
たまたま寄った三鷹楽器でその話になりちょうど居た東海楽器の営業の方と熱い議論に
なり、それじゃ家でスペシャルオーダーで作りますかとの話になり、製作しました
その時黒澤さんから頂いたスペック表を元に製作してくださいと。

オーダーの概略です
東海楽器Cat's Eyes custom (pre-war limited 000-28 1940) 型番:TJ-CM
No940510
トップ:ジャーマンスプルース、スキャロップド・Xブレイシング
サイド&バック:ハカランダ
ネック:マホガニー、Vシェイプ、象牙ナット
ヘッド:オールドタイプシェイプ、ハカランダ貼り付け
ペグ:オールドタイプ
エボニー指板スロッテッド・ダイヤモンドインレイ(真珠貝)
ブリッジ:ロングスロット、象牙サドル
ブリッジピン:象牙
アイボロイドアンドヘリングボンバインディング
ジグザクバックストライプ
塗装は全ラッカー(通常のモデルは下地ポリ表面ラッカー)
塗料も吟味していただきました。
製作総責任者;巣山

営業の方の話では今東海楽器に残ってるハカランダでは000を作るのが一杯だと
ジャーマンもあるかどうか分からない状態でした。
ぶっちゃけて聞いてみたところ当時東海楽器のことアコーステック部門は解体寸前
世界的アコギブームであったが、黒澤さんのシグマ、シェナンドーあと他メーカーに
押され80年後期にクラフトマンの大規模な引き抜きによりひどい状態だったみたいです。
おそらくアコギの製作者は1〜2名くらいで知り合いの工房に頼んでいたかもしれません。
8年たちますがグッドコンデションです。音はマーチンとは若干違う音がします。
色んな000弾いてみましたが今までぶち当たってないです。

この時期のカスタム物は珍しいですね。
家の000−45モデルを含めて、80年代後半から90年代前半は、カタログがなかったり
イレギュラーなモデルがあったりと、混沌の時期と思っていました。
その中でhiroさんからの情報(後段の内容)は、やはりそうかと合点するものでした。
クラフトマンの引き抜きはあったにせよ、現存するモデルは結構良いのも事実ですね。
職人さんの技は、現在でも受け継がれているような気がします。

【説明は、hiroさんからのメールを引用しながら、一部修正させていただきました。】

新しい画像をいただきましたので、全差し替えしました。鮮明な画像をお楽しみ下さい。

(2007/10/15加筆修正)